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BLOG
澤田 虚舟 遺墨展|天プラ・セレクションVol.42
没後七年にあたり、天プラセレクションの企画展として9/27〜10/2の6日間で開催いたしました。前回は没後三年の際に、約八十点を山陽文化会館にて展覧いたしました。今回は、大字・中字・小字・細字・楷書・行書・草書・多字数・小字数、調和体と類型的な作はできるだけ一点とし、公募展...
高本 敦基 展|Note:日常性の現場から|天プラ・セレクションVol.41
この展覧会は、最初の打ち合わせから印象的でした。 第一回目の会議はあの震災の直後3月19日に開かれ、日本がこのままどうなってしまうのか、錯綜した情報と戦慄の中でプランを持って集まったことを鮮明に記憶しています。 かといって、何も出来ない無力さを思い知りながら…この時代に美術...
石井 司 展|天プラ・セレクションVol.40
余白が嫌いです。 マジックの黒一色で常に余白を埋め尽くす事と無限に広がる密度で柄を自由に連続、反復し、増殖させ、その中に全世界のありとあらゆる生物、空の生き物、陸の生き物、海の生き物、または、空想上の生き物などをおりまぜながら描いていきます。...
佐藤安 映像展|middle way|天プラ・セレクションVol.39
映像という記録メディアを通じて、私の知覚と感性を天神山文化プラザに置いてみました。 展示タイトル「middle way」は「中道」という仏教用語からとられたもので、一方に偏らず中立的な立場を貫くということです。具象と抽象、実写とCG...
島村 敏明 展|Kontrapunkt 〜対位法〜|天プラ・セレクションVol.38
2011年3月以来、僕らを取り巻く環境は変化し続けている。 僕らの周りには、理解できないこと・想像もできないことが、たくさんあることがわかった。よく耳にした「こころをひとつに」は現在も有効なのだろうか。極端にいえば、僕はわかりあえなくても良いと思っている。そもそも人間は自分...
役重 佳廣 展 |天プラ・セレクションVol.37
私の物造りの原点は、里山にあります。 里山は、自然と人間の営みの境界線にあり 自然の秩序と人間の習慣・文化を絶妙のバランスで共存させている。 そこには、それぞれの風土から生まれる形を見ることができます。 私の物造りの理想も それぞれの土地の記憶を留めた素材と自分の想いが互い...
生誕100年記念 大館桂堂 遺墨展 |天プラ・セレクションVol.36
大館桂堂の「散」の世界 ―だれにも親しまれる書と言葉― 岡山県文化賞他多くの賞をご受賞され、県下の書写書道教育の基盤を確固たるものに導かれた墨潮会会長の大館桂堂生誕百年を記念しての遺作展が、岡山県天神山文化プラザで開催されました。...
池田理寛 写真展|Afterimage|天プラ・セレクションVol.35
「何に喜びを感じ、何に怯えているのかをもっと私に見せてください。」この言葉を聞いた時、今まで少しばかり積み上げてきたものが崩壊し、とても穏やかな気持ちになれたのを覚えています。ありのままでいる事が重要なのだと。 カメラのシャッターを押す時、言語に置き換えられない感情が表れる...
大月 理恵 展|dream garden|天プラ・セレクションVol.34
わたしは指先から様々な表情が生み出されることへの感動を覚え、 自分の表現したい空気感の追求と共に紙という素材での表現に出会いました。 天プラセレクションへの出展では小さな箱に詰めていたわたしの世界観を、1つの大きな空間に表現するという初めての経験をさせていただきました。...
甲田 千晴 展|廻生する森|天プラ・セレクションVol.33
2005年頃から、枯れゆくものの儚さやそこからまた再生される生命など、命が廻るというイメージで制作を続けてきました。2010年の個展は、当館での展示「廻生する森」に加え「蠢動(しゅんどう)する森」「ウゴメク空」というテーマで取り組み、それぞれ地上、地中、空とシリーズで展示を...
加藤 直樹 展|ナオキショウDX|天プラ・セレクションVol.32
焼きものをやっていると「土」のことをとても親しく感じる。毎日ぺたぺたするわけだから当然といえば当然か。だけどその土がすべての始まりで卵で女だということにも気づかされる。僕が扱う磁器土は厳密にいえば「土」じゃなくて石だけど、ここでは組成のことは置いといて。その石ではあるが土、...
柴田 れいこ 展|Sakura さくら|天プラ・セレクションVol.31
島国日本は長い間シンプルな文化を守り続けてきましたが、近年の急速な国際化によりその様子は変化しつつあります。 その中で大きな役割を果たす外国人女性の存在があります。日本人男性と国際結婚をして日本に住む外国人女性たちです。彼女たちはたった一人母国を離れ、日本の各地で妻として母...
平井 健三 展|匂い vol.1 Wシリーズ|天プラ・セレクションVol.30
「匂い」シリーズに取り組んで十年余りになる。発端はジャスパー・ジョーンズの「Scent」 1973-74がヒントになっている。オレンジ、緑、紫のハッチングが画面全体を覆う作品である。またジャクソン・ポロックにも 1955年に同名の作品がある。1978年西武美術館における回顧...
青地大輔 写真展|犬島時間|天プラ・セレクションVol.29
犬島は、岡山市の南東、宝伝地区の沖合い約2.8kmにある周囲約3.6kmの小さな島で、岡山市内にある唯一の有人島だ。犬島本島と犬ノ島、地竹ノ子島、沖竹ノ子島、沖鼓島、白石島の6つの島々からなっており、有人島は本島のみとなっている。古くから良質の花崗岩の産地として、全国に知ら...
貞政絢子 写真展|シンメトリック・ワールド|天プラ・セレクションVol.28
雨の降っていたある日、雷雲を撮影し、何気なくパタッと左右対称のシンメトリーにしたところ、写真のイメージの中から仁王立ちした雷様が現われたのです。 「なんだこれ!」 偶然の発見と、不思議な出会いにとても驚きました。 シンメトリー[Symmetry]...
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