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BLOG
丸山智代展|私の秘密の住人たち|天プラ・セレクションVol.67
銅版画の魅力は、まるで錬金術師のように、色々な道具を使い、長い時間をかけて、ただの銅の板を「版」に変えていく工程にあると思う。直接ビュランで彫ったり、針で傷をつけたり、または酸で腐蝕させたりしながら描き、刷り上がりをイメージしながら製版する。プレス機で紙にインクで絵は印刷さ...
榎 真弓 展|それらのあいだにも。|天プラ・セレクションVol.57
本日々の営みとしての作品たちを、 みなさまに見ていただく機会をもちました。 ただ散らばっている断片が、たまたまに一瞬かさなりあう。 それらのあいだにも、浮かんだり沈んだりしながら。 すぐにひとまとめにすると、わかったような気がするけれど、 溶けあうまで、そのまま待ってみる。...
岡村 勇佑 展 |空の青さと海の青さへ|天プラ・セレクションVol.52
版画、平面作品を制作するときに心の奥に出て来る立体と言うか、影を持って成立している三次元のイメージの断片を拾い集め、それをエッチングプレス機でペシャンと圧力をかけ平面へと展開している。 今回は、そのイメージをもう一度膨らませて一つの空間にそろえて壮大な平面を作ってみること、...
永岡博 遺作展|銅版画の世界|天プラ・セレクションVol.15
岡山の現代版画界において、かけがえのない存在であった永岡博が逝ってから、一年余の短い準備期間で遺作展の開催が実現できたということは、遺族の方はもとより、常に一番身近かな所にいた岡本正教氏の尽力に負う所が大きい。 遺作展は、銅版画家永岡博の画業の変遷を展望できるよう、生涯の作...
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