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宮木 菜美子さん|形のないものを形に 思いを丁寧に拾い集めて作り上げるアーティスト




Gem Profile


宮木 菜美子

Namiko Miyaki


アーティスト


一般社団法人ONEART、

瀬戸内アートコレクティブ 所属


1983年 神奈川県綾瀬市 生まれ。

岡山県倉敷市在住。


ほんの小さな棘ひとつが指先を困らせるように、日常のささいな事象が自身の心に居座り先へ進めなくなってしまう。混ざり合い、重なり合い生み出されたミクストメディア作品達はその感覚の象徴であり叫びです。アクリルによる新技法や異素材コラージュを組み合わせることにより、命、肉体、感情、言葉などをより一層体感的に表現していきたいと思い制作しています。


 

岡山との関係

2019年に神奈川県から移住。

 

この人を紹介したいマイナー(=採掘者)

紹介者 名合 貴洋 天神山文化プラザ 主任 展示室担当 /

瀬戸内アートコレクティブ キュレーター /

Galeria Azur アーティスト



マイナーからひとこと


形のないものを形に

思いを丁寧に拾い集めて作り上げるアーティスト

効率を求める社会システムの中でこぼれ落ちていく思い。その一つ一つを拾い上げ、形にしていくアーティストです。素直に表現された抽象表現は愛すべき人間性のストレートな表現であり、既存の言葉で定義できなかった思いを解消してくれます。

美術団体での発表、バーとのコラボレーション企画、障がいを持つ子供たちとのコラボアート制作など、幅広く、情熱にあふれた活動をなさっています。思いを形にするプロジェクトを手助けしてくれるアーティストです。



マイナーが質問してみた!

Namikoさんにとってアートって何ですか?

宮木:自分と世界を繋ぐ扉のように感じます。作品を見て頂いたり気に入って購入して頂いたりすることで、自分の存在を証明する手段にもなっていると思います。ひとつひとつの作品が私自身のようなものなので、形にする事で漠然とした不安感や孤独感を作品達が癒してくれています。


制作を始めるとき、どういったモチベーションで始めますか?

宮木:実はキャンバスが白い状態なのが少し怖くて。色を塗らないと!と感じて制作に入る時もあります。けど大体はいつの間にか絵の具を持っていて気が付いたら作品が出来上がっているので、絵を描く気持ちが無い時は描けません。納期が迫っている時などは実に困っています。


アートを作ることの良さって何ですか?

宮木:作品を展示会で発表することで新しい出会いが生まれ繋がりが出来、SNSで発信することで顔も知らない海外の方から連絡が来るようになったりします。感謝する事が増えました。作品を作る事によってその時の自身の感情や潜在意識を知ることが出来る事も魅力ですし、その作品を見た誰かの何かに影響を与える事が出来た時に喜びを感じます。


活動の様子


関連リンク

 

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掲載日:2022年5月20日

記事の情報は掲載時点のものです。

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